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小林よしのり
2017.12.26 14:42政治

山尾志桜里は孫悟空である


山尾志桜里氏が立憲民主党に正式に入党したようだ。

とても素晴らしいことだ。

立憲民主党は能力の高さと行動力の凄さが飛びぬけた

戦士を手に入れた。絶対に役に立つはずだ。

 

だが党の内部からは不安の声が聞こえるらしく、

「自分の行動がどういう風に見られているか見えて

ないね。慎重に行動し発言してもらいたい」などと

言ってる者がいるという。

誰がそんなことを言ってるのだ?

よっぽど大人しくて、小市民的な政治屋なんだろうな。

 

山尾氏が入党するのはもちろん不安だろう。

わしだって山尾氏を見守って来て不安の絶えたことはない。

未だに不安なのだ。

来年も絶対に何か起こるに決まっている。

 

山尾氏は他人の目を気にして慎重に行動する政治家では

ない。

そんな忠告を聞いたら、面白くもなんともない、ただ

税金で食っていくだけの政治屋になってしまう。

 

山尾氏は実行する!確実に行動する!一直線に突進する!

 

山尾志桜里はわしにとっては孫悟空のようなものだ。

それを見守るわしはどうしても三蔵法師になってしまう。

わしが孫悟空になりたいのに、なんで三蔵法師になって

るんだ?と戸惑ってしまう。

 

山尾氏は並みの政治家ではない。

人が抑えようとしても抑えきれるものではない。

男にも女にも、こんな政治家は見たことがない。

徹底した個人主義であり、華やかさとスター性があり、

確実に仕事ができる。

小物には山尾志桜里の凄さは分からないのだろう。

枝野代表、山尾氏を頼む。三蔵法師をやってくれ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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